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zoom RSS 勇者は北(陸)へ 前編

<<   作成日時 : 2016/12/03 23:59   >>

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本日は実に久しぶりに遠出をするような気がする。ということで東京駅なのである。

勇者には職業柄友達が少ないのだが、数少ない山形の友人と、中間地点で落ち合って飲むということになっての遠征である。

そして、昨年は横目で見ていただけの、北陸新幹線、かがやき号に初乗車だ。

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長野新幹線時代に、一度長野まで乗車したことがある。98年に、確か長野開催の川崎の試合を見た後、江戸川の東京対水戸にハシゴしたような記憶がある。最後の年のJFLはとても面白かったんだよなー。

さて、本日は朝食をとることは固く禁止されていたので、コーヒーとチョコレートでごまかしながら、半分うとうとしながら過ごす。やはり新幹線はつまらないなー。何しろ満席なので、結構窮屈な感じもするし。とはいうものの、この新幹線のおかげで本日の遠征が可能になっているのだから移動手段としては実に有意義ではあるのだが。

さて、賢明なる読者諸兄姉は、微妙な違和感を覚えているかもしれない。神奈川と山形の中間点に行くのに北陸新幹線というのは、中間地点が富山に設定されていたことによる。まあ、距離的には山形の方が近く、電車賃は安いようだが、新幹線効果で時間は神奈川の方が早く、特急料金はその分高いようだ。

さて、長野を超えたあたりで若干車内は空いてきて、少しゆっくりできた。が、今度はトンネルの連続である。本日は天皇杯決勝の先行予約の日でもあったのだが、10時頃は正にトンネルの中で如何ともし難かった。

一瞬糸魚川で海に出る。青がぱーっと広がったのは爽快な瞬間だったが、その後も断続的にトンネルに入ったりして、そして列車は富山に到着したのであった。

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そのホーム上の椅子がなかなか快適なものだったので、しばし寛いでいると、程なく後続の列車が到着し、山形からの友人と合流する。どうやら途中の上越妙高で私のかがやき号が追い抜いていたようだ。

さて、まずは遅めの朝飯である。駅ビルの中にあるその名も白えび亭で、白えび天丼刺身付きという、プラチナメニューを食する。駅弁食べなくて良かったー。

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そして、初めての町に着いたので視察を行う必要がある。いきなり駅構内から路面電車が出ていてテンションが上がり、一日乗車券を購入することにした。ということで、まずは環状線をぐるっと一回りしつつ、タワーっぽい建物を探す。しかし、新型のトラムは実に乗り心地が良かったなー。

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水戸の役立たずの塔ほどのインパクトはないが、微妙な展望スペースがありそうなここに到着である。富山市役所になるようだ。

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さっそく登ってみる。しかし、思っていた以上の光景が広がっていてびっくりである。

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これは、立山連峰の存在がでかいんだな。さほど建物の高さはなくとも、ビル街からちょっと頭を出すだけで、雄大な山々が見事に見れるのだ。

建物には無料の望遠鏡まであり、のぞいてみるとさらに迫力が増す。ミラーレス一眼が電池切れだったため、ほとんど写真は撮れず、試しにスマホのカメラを望遠鏡にくっつけて撮って見たら、意外といい感じだった。

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ミラーレスの一眼はこちら。

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いやー、いつか立山を超えてここに来てみたいものである。

さて、次に向かうは、眼下に見えている遊覧船への乗船を狙う。

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ちょっと歩いたらすぐ着いたのだが、勇者はそこで衝撃の事実を知ることになる。なんと11月いっぱいで営業は終了していたのであった。今週末まで誤差範囲にしてほしかったなー。本日は多分想定外に暖かいような気候で、水辺を遊覧するのにちょうどいい位だったのだが。

とはいえ、くよくよしても仕方がないので、次である。富山城址公園である。しかし、富山はあちこちにこのフレームが置いてあった。で、意外とここで写真を撮っている人が多かった。

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富山城(もちろん復元)の中は、資料館になっているのだが、工夫を凝らした展示や、熱心さがうかがえる研究の成果がたっぷり展示されていて見どころ満載であった。研究者の執念のようなものが伝わってくる内容だったのだが、どうやらそれには理由があったようだ。実は、富山城は、資料が残っておらず、正確な姿が分からないようなのだ。

せっかく城を復元しているのだが、これは想像に過ぎない。ということを、関係者自身が一番悔しく思っているのだろうな。それ故に、真実を解明すべく、凄まじいパワーで研究がされているのだろうな。

こういうのを見ていると、心から応援したくなってくるね。いつか画期的な資料が発見されて、全貌が解明する時が来ることを祈ります。頑張ってほしいなあ。

不思議なパワーをもらった後は、公園内の佐藤記念美術館を見学。日本画を中心としたものだったが、子供のころに、こういう絵画が一つくらいあるような家で暮らしてみたかったような気がするね。ちなみに、私の記憶の中にある「アート」の記憶で最も古いものは、幼いころに見た「太陽の塔が怖かった」という記憶だが、こういう恐怖感が家の中にあったりしたら、どういう情操教育になったんだろうなー、と思ったりしたのであった。

さて、続いては富山ガラス館に向かう。市電乗り放題パスを使いまくっているが、使わなくとも回れるんではなかろうか、という位、コンパクトに色々なものが集まっている街、という印象だ。最寄りの電停に降りたら、変わった広場のようなところでイベントがあるのを見つけ、ちょっと寄ってみたら、案の定凄いオーラを発する奴がいたのであった。

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さあ、気をとりなおしてガラス館である。ここは図書館が入っている建物で、そのうち数フロアがガラスの美術館になっているもののようだ。
まずは建物自体の内装にびっくり。巨大な吹き抜けがあり、上下から一望できるのだが、下から見ると図書館のようなエリアが視界から完全に隠れるのは独特な世界であった。

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そして、常設展がまた面白い。撮影禁止なのが残念なのだが、ガラスの作品って、作品自体に加えて、それが光や影を取り込むところが興味深かった。青いピラミッド型のオブジェがあったのだが、ピンクフロイドの世界観をさらに昇華させたような光が見せる世界は一日中見ていたいような感覚を受けたのであった。レプリカをグッズとして売り出して欲しい。

て、企画展もあったのだが、こちらは原色感溢れるポップなものであった。撮影可だったので、いくつか紹介します。

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いやー、満足度高かったなー。図録買っちゃったよ。

で、頭はお腹いっぱいになったのだが、お腹は空いてきたので、やや遅い昼飯である。再びトラムに乗って駅前を通り越して、大喜というお店へ。

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これである。富山の誇るブラックラーメンである。

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いやー、強烈だった。基本的に私はスープを飲んでしまうタイプなのだが、全く歯が立たない。何しろ、お店にはレンゲがない(笑)。ここのスープは、そもそも飲むものではないのかもしれない。実際、地元の人もスープは飲まないらしい。

しかしながら、ラーメンは絶品なのであった。お勧めは、生卵を注文して、すき焼きを卵につけて食べる要領でラーメンを食べる、というもの。最高に美味かった。

さて、一旦宿に荷物を預かって貰って、更に文化施設を訪問する。今度は高志の国文学館である。地図を手に探しながら歩いていたら、変な建物を発見し、ここに違いないと確信して入ってみたら別の建物だったりしたが、無事に到着。

どうやら富山は藤子不二雄さんの出身地らしく、漫画についての展示も多かったのが意外であった。
変わった技術を駆使した展示もあり、しかも、特別展で鶴見線ゆかりの安善さんや浅野さんを特集していたり、思った以上に面白いところなのであった。

写真は間違って行った建物です。変だよねー。

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しかし、富山は、立山連峰の存在や、環境の良さ、それにこういう文化施設の充実もあるし、今後も作家や芸術家を輩出して行くんだろうね。

本日はもう一つ、富山城で見て気になっていた、一本榎というものを探しに行く。少し歩いていたらもののけが乗っていそうな雰囲気のある市電が走っていた。

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この通りを抜けて、神通川近くの神社付近にありそうなのだが、どうもよくわからない。が、どうやらここにはかつて文字通りの一本榎が存在し、おどろおどろしい伝説があり、悪霊が現れるという怪奇スポットだったようだ。詳しく説明すると怖いので、興味のある方は各自検索下さい。ちなみに問題の一本榎自体は戦災か何かで消失してしまったようだ。半分惜しく、半分ホッとした感じである。

さあ、頭は再びいっぱいになったので、食うぞー。それにしても、美味いものがいっぱいあったねー。そうそう、妙に梅酒の種類が多く、私は梅酒三昧の夜となったのでした。

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翌日に続く。

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